スマートスピーカーのスキルも簡単に実装できる時代に!
Amazon Echoをはじめとしたスマートスピーカーは、もはや知らないヒトのほうが少ないというような認知度になっています。その一方で、スマートスピーカーの機能を開発することに関しては、ほとんどのヒトが知らないと言えます。こうした現状に対して、スマートスピーカーの機能開発を民主化するソフトウェアがリリースされています。本記事では、スマートスピーカーの機能開発を簡単に実行できる「NOID」を紹介します。
学生がスマートスピーカーのスキル実装にチャレンジ
株式会社アイリッジが提供するノンプログラミングスキル制作ツール「NOID(ノイド)」および「NOID学習カリキュラム」は、2019年2月22日に開催された三井住友海上火災保険株式会社主催の三井住友海上1DAYインターンシップ・デジタル戦略コースでの研修ツールに採用されました。
同インターンシップの内容は、参加した学生が6チームに分かれてAmazonがリリースするスマートスピーカーAmazon Echoにスキルを実装する、というものでした。スマートスピーカーにおける「スキル」とは、音声コマンドによって操作できる機能のことを意味しており、天気予報を読み上げる機能といったものがスキルの具体例となります。
同インターンシップで開発されたスキルには、摂取カロリーのコントロールを提案する「給食のおばさん」、飲み会の予約から支払いまでを代行する「幹事くん」といった学生らしい先入見にとらわれないユニークなものが出揃いました。
スキルの簡単実装を実現する「NOID」
以上のようなインターンシップを実現した「NOID」とは、プログラミングの知識がなくてもスキルの実装が可能なソフトウェアです。
同ソフトウェアは、シンプルなUIを採用しています。具体的には、スキルを構成する状態がカードのように表現されており、ユーザはこのカードにテキストを入力することで状態を定義します。こうして定義された状態を線でつなぎ合わせて、状態遷移(状態が変わる仕組み)を決定していきます。そして、最後に更新ボタンを押すとスキルが完成します。以上の説明からわかるように、同ソフトウェアを利用するのに何らかのプログラミング言語を知っている必要はありません。
完成したスキルを正式にAmazon Echoで利用するためには、スキルの申請が必要となります。同ソフトウェアでは、このスキル申請も簡単に実行できるようになっています。スキル申請に際して行うことは、画面の説明にそって申請情報を入力するだけです。なお、スキル申請からスキル承認までは、審査の関係で数日かかります。
同ソフトウェアには、実際にスキルを使うことを想定した便利な機能も実装されています。例えば、スキルへのアクセス数を簡単に管理する画面が設けられています。この画面を閲覧すれば、公開したスキルの利用状況を把握できるのです。
Amazon Echoをはじめとしたスマートスピーカーに関しては、多くのヒトが一度は目にしたことがあるものも、まだ実際には使っていないというような状況です。こうしたなか、簡単にスキルを実装できるNOIDのようなサービスは、スマートスピーカーの普及に一役買うのではないでしょうか。
